新卒で営業職として入社した当時、
最初に任された業務はテレアポでした。
渡された営業先リストは200件以上。
社長につながるかどうかに関係なく、
1日120件の架電を続けることが求められていました。
本記事では、その経験を通して感じた
受付という存在をどう捉えるようになったかを、
事実ベースで整理します。
テレアポで最初に直面した現実
テレアポを始めてすぐに分かったのは、
社長が直接電話に出ることはほとんどない、という点でした。
多くの場合、
電話に出るのは従業員や受付担当の方です。
アポイントの前に、
まずこの段階で会話が終わることがほとんどでした。
受付は「会社の窓口」という役割を担っている
当時の経験から感じたのは、
受付の方は単に電話を取っているのではなく、
会社の窓口として判断をしている存在だということです。
- どの電話を取り次ぐか
- 今対応すべき内容かどうか
- 業務の妨げにならないか
日々多くの電話を受ける中で、
そうした判断を瞬時に行っているように見えました。
うまくいかない原因は「技術」以前の部分だった
最初の頃は、
なぜ電話が先につながらないのか分からず、
やり方ばかりを考えていました。
しかし、振り返ってみると、
問題は話し方の技術以前に、
- 話の要点が曖昧だった
- 自分自身が慣れていなかった
- 相手に配慮する余裕がなかった
といった点にあったと感じています。
受付対応を「壁」として捉えない
当時、
受付を「越えなければならない壁」と考えると、
会話がうまく進まないことが多くありました。
一方で、
受付の方も会社の一員として業務をしている、
という前提に立つようになってからは、
物事の見え方が変わりました。
受付対応は、
営業活動の一部であると同時に、
相手の立場を考える練習の場でもあったように思います。
社長につながらなくても得られるものはあった
架電の多くは、
社長につながらずに終わります。
それでも、
- 会社の雰囲気
- 電話対応の様子
- 自分の話し方の癖
など、
電話を通して気づくことは少なくありませんでした。
「つながらなかったから失敗」
と考えすぎないことは、
続ける上で大切だったと感じています。
量をこなす中で身についた視点
1日120件という架電数は、
決して楽なものではありませんでした。
ただ、この量を経験したことで、
- 自分の未熟さ
- 相手への配慮の不足
- 慣れによる変化
を客観的に見られるようになりました。
成果というより、
経験そのものが学びになっていた
という印象が強く残っています。
まとめ
新卒営業としてテレアポを経験する中で学んだのは、
特別な方法や裏技ではありません。
- 受付は会社の窓口として判断をしている存在であること
- 技術以前に、話し手の姿勢や慣れが影響すること
- 量をこなすことで初めて見えるものがあること
これらは、
当時の現場で感じた率直な気づきです。
テレアポという仕事を通じて、
相手の立場を考える重要性を
強く意識するようになりました。


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