正直、「もう無理かもしれない」と思う瞬間があります
ワンオペ育児が続くと、どこかで限界を感じる瞬間が訪れます。
それは、怒鳴ってしまったあとかもしれませんし、
何もしたくなくなった夜かもしれません。
父親である私自身、
「大丈夫だろう」
「なんとか回っている」
と、どこかで思い込もうとしていました。
でも、妻の様子を見ているうちに、
これは気合や根性の問題ではないと感じるようになりました。
そもそも、こうした限界感の背景には、一人育児や二人育児で感じる孤独や罪悪感があります。
限界のサインは、静かに出てきます
ワンオペ育児の限界は、分かりやすくやって来るとは限りません。
疲れているのに眠れない。
ちょっとしたことでイライラしてしまう。
子どもが寝たあと、何も考えたくなくなる。
妻にとっては、それが日常になりかけていました。
私はその変化を、すぐには深刻に受け止められていなかったと思います。
見直したこと① がんばらせない前提に変える
以前の私は、
「もう少し頑張れば回る」
「慣れれば楽になる」
そんなふうに考えていました。
でも、それは励ましではなく、
知らず知らずのうちに、負担を上乗せしていたのだと思います。
そこで、考え方を変えました。
がんばる前提をやめること。
最初から余裕がない状態だと認めること。
それだけで、会話のトーンが少し変わりました。
見直したこと② 自分を甘やかす時間を肯定する
子どもが昼寝をしている間、
妻がアイスを食べたり、甘いものを用意したりすることがあります。
以前なら、
「そんな余裕があるなら、家事を進めたらいいのでは」
と感じていたかもしれません。
でも今は違います。
それはサボりではなく、
ワンオペ育児を続けるための回復時間だと思うようになりました。
短い休憩があるだけで、
その後の数時間を穏やかに過ごせることもあります。
見直したこと③ 完璧を目指さないと決める
ワンオペ育児中に、
家事も育児も完璧にこなすのは無理があります。
それでも、
ちゃんとやらなければ
普通はこうだよね
という気持ちが、じわじわと追い詰めていきます。
そこで私たちは、
今日はここまでできたら十分
という基準を、かなり低めに設定するようにしました。
洗濯が後回しでもいい。
動画に頼る日があってもいい。
笑顔で一日が終われば、それで合格。
そう考えるだけで、気持ちは少し楽になります。
見直したこと④ 短い時間でも、上の子と向き合う
二人育児では、どうしても下の子が優先になります。
その状況で、上の子に我慢をさせてしまう場面は避けられません。
だからこそ、
五分でも十分でも、
「今はあなただけの時間だよ」と伝えることを大切にしています。
長い時間である必要はありません。
短くても、ちゃんと向き合う時間があるだけで、
子どもの表情がやわらぐのを感じます。
父親としてできることは、意外とシンプルでした
ワンオペ育児を完全になくすことはできないかもしれません。
それでも、父親としてできることはあります。
分かったつもりにならないこと。
「大変だね」と口に出すこと。
回っているように見えても、無理を前提にしないこと。
そして、
限界を感じる前に、
限界だと言っていい空気をつくること。
それだけでも、
ワンオペ育児のしんどさは少し和らぐ気がしています。
上の子への罪悪感については、父親の立場から別の記事で整理しています。
ワンオペ育児が限界なとき、立て直す方法は一つではありません
正解はありません。
家庭ごとに、できることも違います。
ただ一つ言えるのは、
限界を感じるのは、弱さではないということです。
それだけ、毎日向き合っている証拠です。
父親として、
その事実を認め、
そばで支える姿勢を持ち続けたいと思っています。


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